賃貸物件を上手に借りるためには、時期を選ぶことが必要となってきます。家賃はいつも同じではありませんから、できれば安い時期に契約をした方が良いでしょう。では、どの時期が安くなるのかというと、日本では夏から秋にかけてです。
日本では4月から新しい季節が始まりますから、2月から3月くらいに不動産屋を訪れる人は非常に多くなります。ですから、家賃が高くても契約を結ぶ人が見つかります。大家さんとしてはもちろん家賃を高く設定したいわけですから、この時期には家賃が高く設定されることが多いのです。
その後、5月くらいまではそのままの設定で、夏にかけて徐々に安くなってきます。大家さんとしては空室のままよりも、安くても入居してもらったほうが良いですから夏頃には徐々に家賃を下げていくのです。そして秋頃には底を打ち、徐々に高くなっていきます。そして2月から3月頃には最も高くなると言うサイクルになっています。
このようなサイクルを把握しておくことによって安い家賃で借りる事ができるタイミングが見つかるでしょう。ただ、どうしても2月から3月には入居しなければならないという人もいると思いますから、すべての人に通じて使うことができるわけではありません。
さらに注意してほしいのは、オフィスの場合、従業員の数や会社の事業に応じて、急な移転の可能性があることです。自分の引っ越しなら何度か経験はあるという人でも、オフィスの引っ越しというのは経験したことが無い人も多いと思います。退去がすぐできるか、移転費用などもふまえて契約をしましょう。
オフィス移転業者は値段だけで決めると後悔します。しっかりと知識を身につけてから取り組んでください。